LOADING

CONTENTS コンテンツ

CONTENTS
DSC_1371

第4回 自分の死を考える集い ~今を輝いて生きる為に~

2024年6月8日(土)13時30分~15時

京都市山科区にある随心院にて開催されたイベントに参加。
決して看取り士のイベントではないが、このイベントの主催者の訪問看護ステーションの代表のUさん。
Uさんとは数年前から交流があり、お互いのイベントにしばしば顔を出している。

このイベントは、いつもはお話会という形だが、今回は珍しく【入棺体験】が出来る機会。
私自身、2年前に入棺させていただいたことがある。
あの時は5分間でお坊さんの読経もしていただいた。

今回は偶然だが、看取りステーション京都めぐみのお仲間が2名参加されていた。
体験希望の方が20名近くいらしたので、今回は一人1分間という時間だった。
短い時間だったが、私はとてもあたたかいものを感じた。
棺の周りにいらっしゃる方の話し声が蓋を閉めた棺の中で心地よく響く。
棺の木の香りに癒される。
暗くて狭い空間だからあこそ、五感が研ぎ澄まされる。
蓋を開けていただいた瞬間、生きていることの感謝で胸がいっぱいになった。

体験後の感想シェア会

ご参加された方は80代の方、多くは60代~70代、下は私くらいの年齢の方もいらした。
体験後に感極まって涙を流される方も。

全員が体験された後に1分程度で自己紹介&感想をそれぞれが発表。
「あたたかかい雰囲気だった」
「初めてで怖かったけど、いい経験になった」など

終了後、参加者の方々と少しお話させていただいた。
「看取り士の資料があれば下さい」とお声を掛けて下さった方もいらして、大変嬉しかった。

9月にはこのエリアで映画「みとりし」上映会&講演会を開催予定。
まずは看取り士のことを知っていただき、この地域の方々のお力になれることを祈っている。